2013年12月6日金曜日

2013年第1回「開け農!」開催




「開け農!」
2013年12月8日 12:00~

場 所:みわダッシュ村 http://www.miwa-dashmura.com/
     京都府福知山市三和町下川合710−3
参加費:800円(高校生以下無料)

タイムテーブル

12:00 START
LIVE・投げ銭
・櫛田寒平
・ミスマーズ
・THE FAMILY

14:00 START
座談会:徹底討論!!
    本気でマジでホンマに持続可能な暮らしを考えてみよう!!
    市川ジャン(お山カフェ・畑の小学校)
    糸川勉(畑の小学校)
    井上吉夫(米農家・コ宝ネット)
    金田克彦(大工・コ宝ネット)
    添田潤(百姓)
    山本晋也(みわダッシュ村 副村長)

16:00 第一部CLOSE

17:00 第二部START
みわ・ダッシュ村レストランにてフリートークセッション!!

19:00
オープンマイクライブ!!
飛び入りOK!!

座談会でお願いしたパネラーのご紹介です。
それぞれ、自己紹介を書いてもらいました。(まとめは水田家の食卓の水田裕之)
自己紹介を読んでいても、当日の様子を感じることができ、ワクワクします。
紹介は順不同・紹介文が届いた順にお届けしますが、
市川ジャンさんはまだ届いていません。また後日ご紹介します!


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井上吉夫 62歳  かかりつけ米農家
 中学生の頃より「人に使われないで、努力した分その努力が報われる仕事をしたい」と思っていました。
 高校卒業後、北海道、九州で酪農研修、地元、志賀郷にて放牧で行う山地酪農を開始するが、山の状態が悪くなり、牛の健康を保てず5年で断念しました。
 その後、ナスの生産、下漬けをして漬物屋へ出荷する仕事を10年しましたが、その頃から日本人の主食は米!と決意し、稲作専業に経営を切り替えました。
 自分で育てたものは自分の顔の見える人に喜んでもらいたいと直売をスタートしました。顔が見えると「もっと美味しく、もっと安全に」と農薬を一つ一つ減らす栽培に取り組んでいきました。
 農家の幸せ、原点はお客様の顔や声を思い浮かべながら農作業ができることだと思っています。
 しかし日本の行政は、「農家は生かさず殺さず」、「アメとムチ」。私は行政に頼らない、一国一城の主を目指す農家を育てようとしています。
 農家は意志の持てない乞食ではない!農家が変わらなければこの先何百年たっても同じ状態です。
 日本の農家はまだまだ心は腐っておらず、そして日本の農業はまだまだ光っていけると思います!


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糸川勉(イトカワツトム)67才
京北にて開拓自給進行中
1:帯広畜産大学 草地学科卒
2:京都大原百井で山地農と炭焼を体験
3:伊賀の天地農場で久門太郎ベえさんより有機農業を 学ぶ
4:畑カフェ「おいしい」を経営する
5:・畑教室
 ・自給農法研究会
 ・野良人学舎
 ・畑小学校
  で教える
京北にて開拓自給実践中

開け農について
1。今の農と農学は植民地主義農法と見る。
2.現在世界で起こっている諸悪の社会問題の原点はこにありです
3.善良な人々も知らず知らずに洗脳されてしまった現在です。
4. これを解き放し、自立して自由になるテーマが今回の開け農だと思います。
5. 持続する社会なら、方法論では目先になります。人権、民主主義の前、自然権、自給権から展開したいですね。




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添田潤
1977年横浜市生まれ小学生の頃は環境問題に興味があり研究者を夢見る日々の中、自分自身の生命・体を作っているものがどこからきているかもわからないのに 環境問題を語るのは矛盾していると、「わら一本の革命」を読みその気になり、バンコクのインターナショナルスクールを退学し福島県の自然農法の農家に1カ月研修するが「高校くらいは卒業しろ」と三重県私立愛農高校を紹介される。                                                                                卒業後は茨城県にある「たまごの会」という共同生活農場で3年間スタッフとして,有機野菜・養豚・養鶏の生産に従事する。 2001年現在の妻に農業をするなら舞鶴で!と言われ舞鶴に来る。 同年地元の若手農家3人で「若い衆でやろかい」を結成。 良い事と利益の両立を目標に
・新規就農者の研修プログラム・耕作放棄地の解消5ha 5町
・ハウス建設の請負業
・小豆栽培8ha 2003年結婚しブドウ園を開園
2010年地元の障害を持つ子を雇用する事になり 経営規模拡大を目指す。
2012年雇用事業で3名雇用。
ナス1000本、万願寺とうがらし3500本、サツマイモ30a、ブドウ35a
妻の光子と子供の一作・恵信・勇志


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金田 克彦 自己紹介

 1969年生まれ。京都市西京区出身。現在京都府綾部市志賀郷町にIターン10年め。妻 博子、長男 太一(7歳)、次男 幸太(5歳)、長女 かんな(2歳)の5人家族で、築130年の古民家を再生して暮らす。大工(大』(だいかね)建築)と農(博子中心。田6反、畑1反、みそ、醤油つくり)と猟(わな)の、『全開フルパワーXとむりくり農と猟』の生活。この秋より、ひょんなことから農家民泊「手紙の木の家」(博子中心)も始めることに。自治会、PTA,消防団それに地域定住促進の「コ宝ネット」活動もあり、また今年からはじめた間伐材をつかった月1回のワークショップ「やってまぉか計画」、しょっちゅう始まる家での宴会等、怒涛のスローライフ突入中。
 林学専攻の学生時代は北タイの山岳民族のNGOに1年居候したり、またバイオガスキャラバン(NGO)の活動で国内外でプラントを作って回ったり、国内外を放浪したり。
 いろんな問題に対して農のもつ力、そして楽しさと、地域から考える視点を学ばせてもらい、百姓を志して埼玉小川町の農家で1年研修するも、「自分は専業農家のタイプではない。」と気づき、物つくりや木が好き、山とダイレクトにつながる等から、京都市内で畑をしつつ大工修行。すっかりハマってしまい、木組みの伝統工法と自然素材のこだわり大工に。
 ここ10年ほど古民家の仕事が多いが、「昔のもんはよー考えてあるな」と感じ続けている。なるべくしてなっている。それは農や自治会、もっと言えば貨幣経済や消防団にも似た部分を感じる。そこにある”理”を認識しつつ、先を考えたいな。



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山本 晋也
原発事故、特定秘密保護法案、TPP挙げるときりがないほど暗い言葉が飛び交って時代がどんどん闇へすいこまれるように感じるいっぽうで、農的暮らし、自給自足、セルフビルドと、こちらも挙げれば切りがないほどたのしそうで未来を照らしてくれそうな言葉もとびかっています。         夢を持って言葉にするのはとてもたいせつなことですが、言葉にするだけでは夢を現実にする事は難しい。幸か不幸か日本には言霊というものがあって言葉にして念ずる事で、もう既に夢は実現してしまったような、または念じていればきっと実現するはずと錯覚をおこして安心してしまうことがある。反対に縁起をかついで言ってはいけない言葉があったりする。               確かに悪いイメージを排除していいイメージを持って事に当たるというのは悪い事ではないのだが、果たしてそれでいいのだろうか?
「神風」という言葉をを信じて「負ける」という言葉を禁じてやってしまった戦争の結果は?  「5重の壁で絶対安全」とし「事故」という言葉を禁句にして進めてきた原発政策はどーなったか?禁句があるということは、「最悪の事態はおこる訳がないので想定しない」ということである。
さて、自給自足という言葉、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?まずは自分がやってみたい自給自足のいいイメージを挙げてみてください。同時に現実をしっかり見つめてそれを実行するのに必要なものを思い浮かべてください。最後には実際におこっている地球的規模の異常気象や自分が年をとった時の体力とか最悪の事態も想定してみてください。そのときどーやって危機を乗り切るのか農的暮らしに憧れ田舎に来た人が離村するケースも少なくはないのです。「持続可能」というのは続けるということが一番大切なところ、僕たちがイメージする明るい未来が実現しても必ず問題は付いてきます。そのことから目をそらさず頭を真っ白にして考えてみることこそ持続可能な社会なんではないでしょうか。


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2013年9月30日月曜日

矢ケ崎克馬さん講演会



10月になりましたね。
秋の空はきもちいい。
食欲の秋は、綾部に住んでいると肌で感じれて、とてもうれしくなります。
そんな綾部で10月6日矢ケ崎克馬さん講演会のお知らせです。
わたし達、宇宙と農とわたし丹波の会も協力して動いています。
また、当日ボランティアスタッフの募集もしていますので
ハタノまで、声をかけてください。

以下転送です。(拡散希望)


矢ケ崎克馬さん講演会について
京都北部「いのち」を守る宗教者の会 


「京都北部『いのち』を守る宗教者の会」では、この秋、下記のような講演会を企画しています。
万が一若狭の原発において、福島のような事故が起こった場合、当地方において最も深刻な事態として想定されるのは住民の放射能被曝です。ところが、現在福島ではガンマ線による「外部被曝」のみが被曝のように扱われており、長期にわたり最も深刻な健康被害をもたらす「内部被曝」については、軽視ないしは無視されているように見えます。
先日、大熊町から会津若松に避難されている木幡ますみさんから聞いた話によりますと、原発周辺の人のいないエリアで、イノシシが雑草におおわれた街や田畑をわがもの顔に歩き回り、ネズミが大増殖して家中食い荒す、それを追ってハクビシンが増えるといった状況は伝えられてきましたが、最近はそれに加え、生きものの死骸が目立つそうです。特にイノシシの子ども「うりぼう」が死んでいる、カラスがよたよたと飛び、落ちて死んでいる、などの光景を目にするそうです。生き物が放射能にやられている。人間がそこにいたらどうなるでしょう。これは、外部のガンマ線だけでなく、日々摂取する食物による内部被曝のせいではないのか? イノシシの子「うりぼう」が死んでいる―戦慄すべき福島の実態です。
わたしたち、人間だけでなく生きものすべてのいのちと安全をまもる観点から、私たち自身がこの「内部被曝」について、今、正確な知識を得る、そしてそれをできるだけ多くの人々に伝える、そのことが重要ではないかと思います。
そこで、日本における「内部被曝」問題の権威である、琉球大学名誉教授矢ケ崎克馬先生をお招きして、お話をお聞きすることにしました。

 〔講演会の概要〕
   1 日 時   10月6日(日) 14:00~16:00頃
   2 会 場   綾部 丹陽教会 (綾部大本本部の道向かい)
   3 講 師   矢ケ崎克馬 琉球大名誉教授
           演題「いのちを守りたい ~「内部ひばく」ってなに?~」
   4 主 催   京都北部「いのち」を守る宗教者の会
           連絡先 綾部市西方町大坊29
               宝満寺 住職 松本 満
                     ☎ 090-8570-6322













2013年6月26日水曜日

「シェ-ナウの想い」上映会&長谷川ういこグリーンズトーク



今日です!


政治をもっとよくしたいと思ってる人も
政治に興味のない人も
政治にあきらめてしまっている人も
持続可能で、おだやかな暮らしを求めている人も―

今まで日本になかった、まったく新しい発想の政党「緑の党グリーンズジャパン」を知っていますか?

緑の党共同代表(参議院選立候補予定)でありNGO eみらい構想代表である、京都出身在住の長谷川羽衣子(ういこ)さんを講師にお招きして、

市民がつくる、市民のための政治をめざす緑の党について、ざっくばらんにお話しましょう♪

当日、グリーンズトーク(お話会)の前に映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子ども達に~」上映を検討中です!!

ぜひぜひご参加ください♪


日時 平成25年6月26日(水)18時半開場 19時スタート

場所 京都府舞鶴市総合文化会館(50名収容会議室)
   http://www.mai-bunka.jp/access

参加費 無料(カンパお願いしまっす!!)

主催 サステナわかさ






2013年3月23日土曜日

やってまおか計画

持続可能な暮らしの提案!山から暮らしへつながる流れ!
是非、ご参加を


今志賀郷の友達達とゴキゲンなワークショップを企画し、参加者募集中です。
その名も”やってまぉか計画”。
メンバーの草刈君がホームページまでつくりました。
http://yatemao.jimdo.com/

山で間伐してきて、小屋とかいろんなものを、昔はどこにでもあった日曜大工程度の道具で作ってまぉう、という遊び。
実はこれ、10年まえにやったリメイク版。
自分は林学専攻やって、間伐の重要性や必要性を知り、その後も月1で1年ほど木こりに間伐を習いに行ったり、細い木を組んで作る中国北部の家の建方(京町屋の組み方と少し似てる)で、丸太で小屋をつくったり、うまい間伐材の使い方ないかな、とコソコソやってたところ、農業してる友達らに、小屋なんかの作り方の相談も結構あったので、「ほな、やってまぉか」といってやったのがそれ。
今では自分も3人の子持ち。
今回は、参加者の子供らも作業を見れるよう、また、あきたらうちの家で遊んでてもいいように、うちの下の土場のちょうど飛んだ屋根のとこにでっかい屋根をかけて作業場にします。
(それもあって、飛んでくれて感謝なのです。吹っ切れた。)
子供のときから、山の木から家になるまでを自然にわかってくれたら、頭が広がるなー、なんてことも思ったりします。
募集は正規には後1週間。残り3人になりました。
よかったら、知り合いに声をかけてみてください。
よろしく。絶対、おもろいでー!


(金田)

2013年3月10日日曜日

バイバイ原発3.9京都















歴史を感じる京都でのバイバイ原発3.9京都の様子
少しですが、写真でご紹介します。
ここが、高浜から60kmくらいの場所。
福島で起こっているところと照らし合わせると、もし、今動いている大飯が事故を起こしたとして、汚染が酷い場所に確実になる。
アイリーン美緒子スミスさんのスピーチは
リアルに私達に何を選択しなくてはいけないかを教えてくれたし、
世界が望む又は、世界が注目する京都であると言うことを、改めて認識した。(映像が上がってきたら、また報告します)


考えなくてはいけませんね。







2013年3月9日土曜日

ふれあい出張市長室

先日、2月26日、予定通り ふれあい出張市長室が開催されました。
事前にビデオ撮影をお願いし、公開も許可をもらっていたのですが
会の終了後、公開をしないで欲しいとの声が行政からあがったので
現在、交渉中です。
会議の報告も映像があればと思ったのですが・・・・。
なぜなら、報告が、私達の主観的な感想と思われたり
実際、そうなる可能性もあるからです。
ちなみに、ふれあい出張市長室の申し込み用紙には、


市長が出向き、これまであまり交流の機会がなかった小規模な団体やボランティアグループなどの皆さんと、座談会形式で交流します。団体・グループの活動内容をテーマに話し合い、市民協働の観点から今後のまちづくりに生かしましょう。(座談会は報道関係に公開します。)
と記載されています。


でも、いつまでも、報告なしという訳にはいかないと思うので
ご報告させていただきます。
(遅くなって、すいませんでした)

ちなみに、この会議は、パブリックコメントを市が募集して
期日の次の日に行われたものです。
会議の内容として、パブリックコメントで皆が出した内容も質問させていただきましたが
あくまで、現時点で30kmを超えて避難計画を考えるつもりはないとの解答
しかも、多く声があがった、賠償問題や長期にわたる避難生活に関するお答えはいただけませんでした。
パブリックコメントに対する答えは、募集する前から決まっていたかの印象を受け、残念に思いました。市民の意見はどうやって反映されていくのでしょうか?

また、避難計画に関して、放射線や原発の専門家などの意見を独自に聞いている様子もなく
あくまで、国や府の意向に従う形で進められていたことに驚きました。
国は、各市に任せるとして、避難計画を丸投げしている状況で、こういったちぐはぐな形が見えて きた会議です。(事前に綾部市に申し入れを行い、市の避難計画を作成している方との話合いも含めて感じたことです)
あくまで、広域で考えなくてはいけない問題で、綾部市独自で考えれる
ちなみに、原発から50kmラインをまたぐ兵庫県篠山市は、独自に避難計画を作成していて
その会議には、放射性物質の専門家や脱原発を訴える市民やそうでない市民と行政が一体となり進めていて、避難計画の作成経費やガイガーカウンターやヨウ素剤の備蓄のための予算を25年度予算に計上しています。

また、関電との安全協定に関する質問に関しては
綾部市長は交渉しているとのこと。これは、うれしいニュースですが
実際に再稼動を是非を問われた時、綾部市はYesと出すか、Noと出すか?
この辺りは、微妙なところと言う印象を受けました。
というより、再稼動に関しては、Yesと言うかもしれないという印象を受けました。

もしかして、私達の意見は偏ったものかもしれません
でも、福島の現状を踏まえて、絆という言葉の陰に隠された現実を感じれば
原発は、いらないのでは?と思います。
本日、バイバイ原発3.9京都に参加してきました。
そこで、辛淑玉(しん すご)さんの講演を聴き
改めて、核のもたらす現実を感じました。
数字ではないんですよね。
何人、癌患者が出たとか
何人、心臓病で亡くなったとか・・・。
ほんとうは、数字で現せないところに
本当の苦しい現実があって
そこをどう捕らえて、次に生かしていくかと思います。
今、福島では、30km(一部例外あり)という避難で2年が経とうとしています。
これ以上の避難はないように思えるし
また、逆に、避難を打ち切ろうと言う話もでてきている状況です。
今、綾部市の避難計画を認めることは
この福島の現実も容認してしまうことにならないのか?
私達が、やってきた、活動もなし崩しにはならないのか?
そんなことを感じています。

辛淑玉(しん すご)さんの講演の内容は
後日、ご報告します!






■以下、会議の内容を簡単に報告します。

2 月26日(月)、夜7時から、熊野新宮会館にてふれあい出張市長室で、市長はじめ、他に市の職員4名、計5名に来ていただきました。こち ら側の参加者は宇宙と農とわたしたち丹波の会のメンバー中心に約30名が集まりました。
今 回は、30回目ということでした。
奥 上林の山本洋介くんが書記を務めてくれ、それをもとに当日の内容を記します。
記 録としては、舞鶴の田中ゆうじくんが映像を残してくれていますので、そちらも参考にしてください。
誤 りや不十分なところあれば、指摘、訂正お願いします。
水 田

市 長の挨拶のあと、こちらからハタノワタルくんが、避難計画設定に関しての市民の様々な声をかいつまんで話しました
そ れに答える形で市長が、話したことは、
* 原発事故後、問題意識を持ち、それまでの10km圏内での避難計画では不十分であると思い、京都府とも協議し国へ新たな避難計画の設定を 要望した。
* しかし、国の反応は鈍くまったく動いてくれなかった。
* そこで、京都府独自の20km圏内までの避難計画を設定
* その後、国から30km圏内の避難計画を立てるよう指示があった。

そ んな中での市長の思いは、
* 放射能の汚染が同心円状に広がるとはまったく思っていない。
* 大飯原発の再稼働は遺憾
* しかし、関電や福井県は聞く耳を持たない
* 安全協定の締結も申し入れているがなかなか。
* 避難計画は、他の地域との整合性を持たせることが重要
*30km という基準は、IAEAの国際基準が元になっているので、多くの人が納得する数値 ではないか。

こ れに対して参加者からは、30kmでは不十分なことは福島の現状からもわかりきったことで、この避難計画は意味のないものなので撤回、再 考して全市避難、そしてより広い地域との協力での新たな避難計画の設定を求めるような質問が相次ぎました。

し かし市長は、
* まずは、不十分であったとしても何らかの避難計画を立てることが必要。
* その後、その計画に肉付けをしていき、よりよいものとしていく。市民の声も聞きながら。
* 市長のような物事を決める立場と市民のように声を上げて自分たちの主張をする立場との違いも理解してほしい。
* なるべく最大公約数の納得できる計画を立てることが重要。
*3 月18日までの避難計画設定をこのまま変更する予定はない。

と、 自らの考えを現時点では変えることはないとの発言をされました。


2013年2月23日土曜日

バイバイ原発3.9きょうと


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      バイバイ原発 3・9 きょうと
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とき   2013年3月9日(土) ※雨天決行
     ひろば企画 12:00~
     メイン集会 13:30~
     デモ出発 14:45~ (市役所まで)
ところ 円山公園・野外音楽堂
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〇メイン集会
  13:30開会(13:00開場)@円山野外音楽堂
   ※手話通訳あります。入り口でお申し出ください。

 講演: 辛淑玉(しん すご)さん
 (人材育成コンサルタント)
 1985年(株)香科舎を設立し、人材育成指導等を
 手掛ける傍ら、研修、講演、論説活動も展開。
 3・11直後から被災地でメンタルサポートを行い、
 支援者の行動マニュアル、メンタルヘルスマニュアル
 を制作・無料配布。2012年3月から、原子力資料情
 報室とともに番組「生活の中の放射能」を制作し配信
 中。『放射能時代を生きる3つのアクション』(七つ森
 書館)ほか著書多数。

スピーチ:
 アイリーン・美緒子・スミスさん
   (グリーン・アクション)
 菅野千景さん
   (福島市から京都市に避難、子どもの保養のための
    ゴーゴーワクワクキャンプのお手伝いをする)

ライブ: 制服向上委員会
2012年結成20周年を迎える日本最長を誇るアイドル
グループ。”清く正しく美しく”をモットーに社会派アイドルとして活動。2011年6月に初披露した「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」が大反響を呼び、様々な脱原発アクションに参加している。

〇ひろば企画・・・No Nukes 3・9
            (原発ノーサンキュー)
 11:00~設営/12:00~開始
    @円山公園しだれ桜周辺
 →ひろば企画へのお問い合わせ&お申し込みは
    nonukes39@yahoo.co.jp

 ☆アート&ライブパフォーマンス
  関西を拠点に活躍するアーティストが集結!
  ラップ、ダンス、ロック、ジャンベなど多様な
  パフォーマンスが楽しめる♪ 参加者募集中!

 ☆脱原発パワースポット
  デモが楽しくなるアピールグッズ作成、
  コスプレ♡メイクコーナー、しゃべり場、
  再生可能エネルギー実演ほか、
  楽しいコーナーがいっぱい♪ 参加者募集中!

 ☆フリースピーチ
  イベント会場の一角にフリースピーチスペースを
  設置。自分たちの活動や、脱原発に対する熱い
  パトスをさけぼう!どなたでもご参加いただけます。

※お約束:これだけは守ってね。
・ライブ・ブースともにデモに参加することが前提です。
・出店はすぐに撤去できるような形式でお願いします。
・大音響のスピーカー・ドラムセットは使用不可です。
・参加される方はゴミを各自お持ち帰りください。
・公共のルールを守って楽しいイベントにしましょう。

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賛同していただける個人・団体を募集しています♪
【登録料】団体2000円・個人1000円
    (何口でも可)
【郵便振替口座】00900-5-288863
 名義:バイバイ原発きょうと3・9実行委員会

※お申し込み・お問い合わせはこちらから
e-mail: byebye_office_309@yahoo.co.jp
FAX: 075-251-1003

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<呼びかけ人>
アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション)
赤松哲子(ゼロ・アクション)
飯田哲夫(京都府保険医協会)
井坂洋子(原発ゼロをめざす京都ネットワーク)
石橋香織(京丹波町環境と子どもの未来を考える会)
石田紀郎(さようなら原発1000万人署名・京都の会)
井上美和子(シンガー&スピーカー/南相馬市から綾部市へ避難)
佐伯昌和(京都反原発めだかの学校)
杦本育生(環境市民)
宗川吉汪(日本科学者会議京都支部)
槌田劭(使い捨て時代を考える会)
出口治男(弁護士/京都脱原発弁護団)
仲尾宏(反戦・反貧困・反差別共同行動 in 京都)
ハタノワタル(黒谷和紙職人/小さな気持ちプロジェクト)
原強(コンシューマーズ京都)
藤井悦子(アジェンダ・プロジェクト)
山内小夜子(真宗大谷派僧侶/解放運動推進本部)

<連絡先>
TEL 075‐255‐5720
FAX 075‐251‐1003
e-mail: byebye_office_309@yahoo.co.jp

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2013年2月18日月曜日

ど~なん?避難計画30km!!の講演の報告

ど~なん?避難計画30km!!の講演の報告を送ります。
参加してくださった方、ありがとうございます。
スタッフの皆さんに関してはおつかれさまでした。
当日、私達の不手際で、記録をとっている者がいなく、記憶をたどり報告しています。なので、内容の異なる点、抜けている点がございましたら、
参加スタッフの皆さん、修正、加筆をお願いします。

ど~なん?避難計画30km!
2013年2月16日(土)
午前の部10:00~12:00・午後の部14:00~16:00
熊野新宮会館2階

■島田清子さん(美浜の会事務局長・おおい原発止めよう裁判の会事務局長 http://www.jca.apc.org/mihama/ ) 
大飯原発差し止め仮処分裁判のことについて、わかりやすく丁寧に語っていただきました。(添付資料①②を参考にしてください)

・裁判の場で、制御棒挿入に関して関電の意見が2点、3点している点を説明していただきました。
・制御棒の挿入時間の基準値は2.2秒にもかかわらず、関電は地震の時は11秒まで安全と主張。そこが裁判の争点となり、その後関電は、活断層が2連動動いたとしても1.88秒で入れれると訂正!
・さらに、熊川断層が同時に動く可能性があるという指摘には1.83秒で挿入可能と言ってきました。
・地震の規模が大きくなっても、挿入時間が短くなるとの説明には、誰も納得できるものではありません。関電の矛盾が争点になってきます。
・ちなみに、福島では規定どおりに制御棒が挿入され、核の暴走だけは何とか食い止めましたが、原発は壊れています。

・活断層の問題を説明していただきました。
・大飯原発の下には断層が通っていないと主張する専門家がいない中で、大飯原発を再稼動させているのはおかしいとの主張です。
・その活断層の上には、緊急時の原子炉を冷却する海からのパイプが通っていて、活断層が動けば、そこが破損する恐れがあります。
・関電は、大飯原発を建設時に、この断層を認識していながらも、断層のない図をわざわざ制作して、建設を強行しています。
 しかも、これは単なる地すべりであると主張していますが、地滑りという説明は、難しい。なぜなら、地層のずれが、上方向にいっているからです。との説明。
・参加者も島田さんの話に、今の原子力発電所の設計時の杜撰さに気がついた様子でした。

・今までの活動とこれからの活動
・これまでの活動の報告をされました。政府や関電、大飯原発での交渉の様子の紹介をされていました。
・大飯原発再稼動の時、野田前総理が言っていた「すべての責任は私がとります」と言っていたのにも関わらず、今では責任をとれる立場にいない、当時の閣僚もいないげんじつを語っていただきました。
・裁判の様子から勝訴を確信していますが、司法の場で、この決定をしなくてはいけない裁判官の重圧を語っていました。裁判官に正しい判断をなされることにエールを送りましょう。
・今後の活動としまして、3月の中ごろに勝訴を確信して集会をしようという呼びかけと、3月24日にポスティングを大飯でポスティングをするので、ご参加お願いしますとのことです。






■アイリーン・美緒子・スミス(グリーンアクション代表 http://www.greenaction-japan.org/ )
・避難計画における矛盾を語っていただきました。
・政府は今年3月18日に原発重大事故に対応した避難計画を各行政に求めていますと説明
・ところが、現在の案では、事故後数時間は毎時500μSv、その後は毎時20μSvと高い避難基準が設定されています
・マスメディアは、IAEAの異常に高い基準、すなわち毎時1000μSv、7日間100mSvと比較して、「国際基準より厳しく」と報道していますが、この高すぎる基準の検証は置き去りにされてしまっています。
・今、福島では年20mSvという基準が示されていますが、これは高いと動画で説明されました。
・放射線管理区域は、18歳以上の成人が年5.6mSv以上のところに入らせてはいけないことになっているのに、放射能の感受性の高い子ども達に無駄な被爆をさせていることを批判されていました。
・上記のような根拠を元に、UPZ(緊急防護準備区域)の基準となる高浜原発から30km圏内、大飯原発から32.5kmでは狭すぎるという根拠を示してくれました。(添付資料③を参照してください)
・国の基準では、避難の基準は50mSv/週です。その基準をみても、国の発表している予想(添付③左)と照らし合わせれば、京都市内(約50km)まで避難対象となります
・避難計画は各行政にまる投げされている現状を元に、府への交渉、申し入れをしていることの報告を受けました。
・府では、国の基準では、放射能から避難できないと独自に、計画を作ろうとしている報告を聞きました。
・その基準に対して、府民への説明をしよう、又は意見を聞こうとしていますので、参加のお願いがありました。
・府の説明では、今の避難計画は暫定的に行われるもので、3月18日以降も継続して取り組んでいくとの説明
・アメリカのショーラム原子力発電所では、膨大なお金をつぎ込んで、後は稼動するだけになっていましたが、避難計画の矛盾を住民から批判され、稼動することなく1ドルで売却されました。
・それは、一人の女性が、避難計画に疑問を持って、はじまった運動であったと説明を受けました。
・その方法は、例えば、避難の受け入れ先に、こんな計画があるけど、受け入れることができるか?と具体的に受け入れの準備を聞いて行くと、それは無理ということになって、大騒ぎとなり、避難計画が矛盾だらけということが明るみになり、もう一度、避難計画を作るよう要求したけど、何度やっても矛盾が出て来て、最後は避難計画が作れなかったので、稼動ができなくなったということです。
・これを、もとに、避難計画は私達の問題であって、行政が決めれるものではなく、例えば、病人の避難はどうする?ペットはどうなる?など、具体的な質問をどんどん行政にぶつけてください。とおっしゃっていました。
・また、実際に避難する場所を聞き、そこに質問をぶつけてください。とおっしゃっていました。
・それに対し、宇宙と農とわたし・丹波の会の児玉が、受け入れ自治体に聞いたところ、避難場所の鍵は開けます。という返答がかえってきたとのこと・・・・。
・また、福井県は県内避難を想定している説明をされていました。
・それは、現実的には無理なので、京都府では、実際の事故が起こった場合、福井の人達の動きも考慮しなくてはいけないので、予想が困難で頭を抱えている現実もあるとの説明
・などなど、実際に動いて、疑問を持ち、市民として、行政に訴えたり、情報を開示するよう求めてください。と訴えていました。







■座談会
・市議会議員さんの参加もあり、熱い議論がされましたが、参加者が30名ほどと少なく、防災意識の低さと我々の宣伝不足が問題です。今後の課題です。
・座談会では各地申し入れの様子と綾部市への申し入れをした時にいただいた回答の説明を、児玉の方から行い、座談会が始まりました。
・現在、京都市、京都府、南丹、綾部市、宮津へ申し入れをしています。
・今後、舞鶴、京丹波に申し入れを行う予定。また、30km圏外で避難計画のない亀岡や兵庫県の丹波なども申し入れを行いたい意向を児玉が説明。
・会場からは30キロ圏外でも避難計画はあるが京丹後でも基準の件について申し入れを行いたいとのご意見。
・朝来市でも申し入れを行いたいとのご意見が会場から出ました
・皆で考えて行動に移していこうという結論になっています
・アイリーンさんからは再三、具体的にイメージしてください。疑問を行政や受け入れ先に投げかけてくださいとの意見。
・島田さんからは大阪市でも申し入れをしているが、現在受け入れ側で準備をしているため、要求には答えられないとのこと。では、水の確保はどうされるのかという質問には答えが出なかったとの報告
・福井県の県内避難に関しては、島田さんより、小浜市では水面下で、姉妹都市として提携している奈良市に、子どもや若いお母さんの受け入れをお願いしているとのこと。先日奈良市に行き、その準備も進められているという報告をされていました。
・午後の部では実際に福島から避難されてきた宇宙と農とわたし・丹波の会の井上美和子さんの避難の状況説明に、皆さん、聞き入っていました。
・井上さんの話では、ペットの問題に関して、具体的に起こった説明をされました。その説明には涙ぐむ人も・・・
・他に、自分の母校が震災前の入学制は75人だったのに、震災後の4月は4人、去年は2人、今年は0人となる予定で、母校までも奪われた現状を語っていました。ふるさとが奪われていく。
・そんな状況の中、町の復興は現実的には無理だろうとのご意見も!
・会場からは例えば、避難した人のごはん何日分用意してる?その費用は、避難した自治体の負担?受け入れ先の負担?電力会社の負担?国の負担?
・放射能の避難は長期に及ぶけど、仕事をできないときの賠償は?何日も帰れないとして、家族同様で暮らしているペット同伴で避難できるの?
今年、規模を拡大して田植えしようと思って田植え機を買ったけど、田植え前に避難させられて、借金だけ残ったけどどうするの?
ローン組んで、家を新しく建てて、住み始めたけど、避難させられて、避難生活しながら、ローンをどうやってかえしたらいいの?などなど具体的な質問も飛び出しました。
・情報の開示を国民として求めて言ってくださいとのアイリーンさんの指摘に、何でも質問しよう!わからないことは行政に聞いていこう!とのご意見も!
などなど、時間超過しての議論が繰り広げられました。




文章のまとまりがなくて、読みづらいところも多々あるとは思いますが、ど~なん?避難計画30km!!の報告です。
参加者の皆さんで修正、加筆もしてくださっていただいてもけっこうです。
メッセージをください。

また、会場でアンケートをとりましたので、こちらの方も後日ご紹介します。

また、2月26日(火)19:00~、同じ熊野新宮会館で『ふれあい出張市長室』を開催します。
綾部市長山崎善也氏との座談会です。
その場で、発表する皆様のご意見を募集しています。
suiden@viola.ocn.ne.jp (水田)まで、メッセージをお願いします。






2013年2月15日金曜日

皆様のご意見、行政に届けます!

皆様のご意見、行政に届けます!(京都、亀岡、南丹、京丹波、綾部、福知山、舞鶴、京丹後、丹波に限る)

原発重大事故による避難計画に関して、皆様のご意見を募集しています。
下記のメールに行政区分、お名前、ご意見をお寄せください!
suiden@viola.ocn.ne.jp (水田)

私達は、各地で申し入れ活動通じて、皆様のご意見を届けています!
不安な避難計画に関して、素直な意見を届けていきましょう!


例えば、
ほんとうに放射能から逃げれるの?
核シェルターを各町村に作れ!
防災無線の整備はされているのか
避難後の補償はされるのか?
何年間、避難生活を送らなくてはいけないのか?
30km圏外も基準を設けて避難計画を作ってほしい。
福島から、何も学んでいないのか?
原因の元である原発をなくせ!
賠償、再稼動の権利などの安全協定を関電と結べ!
などなど

皆さんのご意見お待ちしています。



綾部市では、2月26日に綾部市長との座談会を計画しています。






         
 

2013年2月10日日曜日

新聞用の広告



新聞用のチラシができました。
今回、講演会を企画してから、実施までが時間的に短く
告知がうまく行くかどうかという中で、
新聞に広告掲載しようという流れです。

ただ、広告宣伝費があるわけでもなく
より多くの人にきていただけないと、自腹という覚悟をしておかなければいけないので
会のミーティングでも、かなり、議論しました。
より多くの方に、今現実に起こっていることを伝えていきたい!そんな思いで、左のようなチラシになりました。

宇宙と農とわたし・丹波の会としては、人を少しでも被爆させるようなら、これは避難ではないと考えていまして、当然、今現在作られている行政の避難計画は被爆有りきの考えですすめられていることに抗議をしています。
年間被爆量1mSvを超えるような政策事態、棄民行為であるという思いです。「被爆させたくなければ、原発をなくせばいい。」

と、いきなり話を飛躍させてもいけないと思っているので(わたし達は飛躍と思っていないのですが)もう少し、皆さんと考える時間を持ち、より多くの方に、今の被爆はしょうがない!長期避難のことに対する賠償は考えていない!という、福島から何も学んでいないかのような、避難計画に待ったを言える方が増えてくれればと思います。当然、反対に、行政の避難計画を歓迎すると言う方も着ていただいても大丈夫です。そのために座談会をします。

皆様からいただいたご意見は2月26日に市長に届けていきます。
そして、市長を交えて議論を交わし
よりよい方向を探れればと思います。

皆様、ご参加よろしくお願いします。

以下チラシの内容です。

ど~なん?避難計画30km!!
Q漏れだした放射能から避難するのに、30kmで大丈夫?

Qあなたは知っていますか?(あなたの家は何km?)
  福島では、30km圏外は賠償もされず、30km圏内よりも高い放射線量の中で暮らしている地域もあります。マスコミでは、あまり報道されていない、隠された福島の現実を知ることで、起こるかもしれないことをイメージできれば、備えもできます。起こってからでは遅い!
 こんな話、知っていますか?福島第一原発から60km以上も離れた郡山市の小中学生14人が、原発事故の3か月後、「郡山市内は放射線量が高くて危険」「安全な地域で教育を受ける権利がある」などと、市を相手に裁判をおこしました。
 私たち大人はもっともっと現実と向き合うべきではないでしょうか?
 講演会後半は座談会を開催し、皆さんから頂いたご意見、ご質問を、私達が責任をもって行政へ届けていきます。

30km圏内だから
賠償してもらえるなんて
大間違い!
そんな約束はない
ですよ!


放射能避難の現状 講師:アイリーン・美緒子・スミス
大飯原発の現状   講師:島田清子
2月16日(土) 午前の部:10:00~12:00
         午後の部:14:00~16:00
同じ講演内容で午前の部、午後の部と開催します
料金:カンパ制

主催・お問い合わせ:宇宙と農とわたし・丹波の会

2013年2月7日木曜日

もしもまいづる



「もしもまいづる?備えあれば憂いなし」
 
福島の現状、現在稼動中の大飯原発のことを知って
避難のことを考えていきましょう。
原発が事故を起こせば、一時的な避難よりも
長期的な避難が必要で
そのことは行政はあまり言及していません。
状況に応じてと言う表現がなされています。
では、実際にどうなんでしょう?
福島の現状から、見えてくる避難のこと、原発のこと。

テーマと講師
 アイリーン・美緒子・スミスさん
   福島で起きていること
 島田清子さん          :
   大丈夫?原発。大飯原発の現状報告
と き 2月16日午後7時より
ところ 舞鶴総合文化会館二階和室(舞鶴市役所の海側)

地図http://www.maizuru-bunkajigyoudan.or.jp/bunka/map-bunka.JPG

会場カンパ制
主催 サステナ若狭 
連絡先 サステナ若狭代表舞田宗孝 
舞鶴市字観音寺156
090-1963-7252

ミスプリントです。

どーなん?避難計画30kmのチラシで
ミスがありました。
2012年→2013年です。
すいません。

2013年2月4日月曜日

申し入れ


  1. 本日、綾部市に避難計画の見直しを求めて、申し入れを行いました。
    宇宙と農とわたし・丹波の会のメンバー9名とです。
    http://utyuutonou.blogspot.jp/

    市の解答に関しては、正式なものをもって報告しますが、
    30kmラインで作成するのが、精一杯のような気がしました。
    何から逃げる?
    という本来考えなければいけないことを優先して避難計画を作っていただきたいと思います。

    申し入れ内容は以下のとおり

    大飯原発即時停止と原子力防災計画策定に関する要望書

    貴職に於かれましては、日々私たち市民の安全・安心のためにご尽力頂きありがとうございます。
    さて、夏場の電力不足を理由として再稼働された大飯原発は、電力不足が起きなかったにもかかわらず、そして新しい安全基準が示されていないにもかかわらず、稼働し続けています。

    1.大飯原発の直下を走るF-6破さい帯について、専門家による評価会合では活断層か否かについて意見が分かれていますが、活断層ではないという評価が出 ない以上、国の『安全審査の手引き』に従って稼働を停止することは当然です。また、同原発の東には3つの活断層が存在し、これらが3連動すれば制御棒の挿 入が間に合わず、「止める」ことができないと指摘されています。いつ発生するかもしれない過酷事故を未然に防ぐため、貴職が大飯原発の即時停止を改めて求 められるよう要請致します。

    2.また、原子力防災に関して私たちが抱いている疑問、要望につき、回答を求めたいと存じます。

    1)30㌔圏は狭すぎる
    計画策定の基礎となる国の『原子力防災指針(避難の基準等)』はいまだに検討中とされ、確定時期は示されていません。しかるに「30㌔圏」という根拠のない数字が独り歩きしています。
    そして規制庁事務方が週50mSvを避難の基準と考えているにもかかわらず、各地で週100mSvを基準とした防災計画の策定が進められています。さらに国は、MACCS2によって汚染予測を行っていますが、これには数々の問題が指摘されています。
    ① 地形が全く考慮されていないこと
    ご承知のように、福島の事故ではおよそ7割が海上に流れたとされていますが、残る3割の多くが中通りなど地形の低い所に沿って流れ、各地にホットスポットを作りました。地形を考慮せず同心円状に線量を区分けすることは福島からなにも学ばなかったと言わざるを得ません。
    ② 30キロ圏外のデータを非公開としている
    規制庁は、「MACCS2には性能上の問題があり、30キロ以遠のデータは信頼性が落ちる」という理由で、30キロまでの数値しか数値を公表していません。そのため30キロ外には被害が及ばないかのような誤解が蔓延しています。
    ③ 数値を過小に評価している
    規制庁は、深刻な被害が予想される上位3%の数値をカットして、「97%値」と呼ばれる過小なデータを公表していますが、本来の100%値にもとづけば、 京都北部は週250mSvの汚染が予測されます(1月16日の院内交渉において、国はこのデータの公表に同意しました)。
    今年1月16日に行われた規制庁と市民団体との院内交渉では、規制庁は、30キロを超える防災計画が立てられてもこれを否定しないと述べています。
    綾部市は防災計画策定にあたって、基準とする線量や範囲につき、どのような数値をどのような根拠で採用されるのでしょうか。お示しください。

    2)50mSVは高すぎる
    規制庁はIAEAより厳しい基準だと胸を張っていますが、原子力推進機関であるIAEAが被害を過小に評価する機関であることは周知の事実であり、本来国 が定めた「一般公衆の被曝限度年1mSv」はあくまで我が国の法的根拠を持った規制値であって、守られるべき基準です。
    また、年20mSvは放射線管理区域とされ、18歳未満は立ち入りが禁止され、従事者は中での飲食が禁止されるエリアとされています。したがって規制庁案 である週50mSvは、不法に被ばくを強要するものであり、このような基準によって避難区域を設定することはとうてい許されません。

    更に、乳幼児は大人の10~20倍感受性が高いとされ、女児は男児の2倍、胎児は数千倍高いとされます(ヘレン・カルデコット博士等)。乳幼児、妊婦の避難基準はもっと厳しく設定されなければなりません。
    綾部市は独自に、安全側に立った基準を設定し避難計画を立てて下さい。

    3)規制庁は福島から学ぼうとしていない
    規制庁は、避難計画の策定にあたっては、福島の皆様から聴き取りを行い計画に反映させるべきだという意見に対して、それは復興庁が行うことだとして応じま せん。しかしながら避難の経験や、しなくても済んだ被曝がどうして避けられなかったのかなど、聞き取りはこれからの危難計画に不可欠です。
     綾部市にも、南相馬からの避難者など、福島からの避難を経験した方々がおいでです。綾部市としてこれらの方々の貴重な体験や教訓を聴き取り、計画に反映させるべきではないでしょうか。

    4)綾部市も舞鶴や宮津同様に全市避難の対象です。
    100%値に基づく汚染予測では、綾部市は最悪の場合週250mSvの範囲に含まれ、全市避難が避けられません。しかるに京都府が示した避難対象者は30 キロ圏内の9400人にとどまっています。また、避難先は、西への避難では福知山市に、南に向かっての避難は福知山市に3000人、亀岡市に6400人と されていますが、私たちはこれらの地域も避難対象地域であると考えます。避難先の住民が避難した無人の地に移り住むという矛盾した事態が起こる可能性をど うお考えですか。
    もっと広域での避難計画が必要ではないでしょうか。

    5)国は、PPA圏(プルームに備え、ヨウ素剤を配布する地域)をUPZの外に設けるとしながら、具体化していません。児童の避難を怠り、むざむざと被曝 させた福島事故では97,000人の児童のうち40%にのう胞が出来たという衝撃的な結果が報告されています(カルデコット博士は、チェルノブイリでは 16,000人の甲状腺がんが発生したと報告しています)。
    綾部市は、どのようにヨウ素剤を配布・保管するお考えですか。

    6) 奥上林地区は、若狭の原発から最も近い地域ですが避難路は1本しかなく、しかも活断層である上林断層が並行して走っています。原発に過酷事故が起きるような大地震が発生すれば道路は寸断され、せき止められた上林川で土石流が発生することも予想されます。
    奥上林の住民に、どのように避難を指示されますか。

    7)福島では避難の際、住民は着のみ着のままで脱出し、二度と戻れない人が数多くいます。4畳半一間の仮設避難所で暮らす人たちがいます。
    私たちは一次避難先である福知山、もしくは亀岡の公民館等で1ヵ月、さらにそこから移動して旅館などの2次避難先に移るとされています。
    2次避難先で農業者は農を続けられますか、就業者は職を確保できますか。子どもたちは引き続き保育所や幼稚園に通えますか。病者・要介護者は必要な措置を受けられますか。

    8)チェルノブイリは、1週間のうちにすべての動物を避難させました。福島では、家族同様に暮らしてきた家畜やペットは置き去りにされ、その結果、餓死や共食いという悲惨な事態を招きました。そして強制避難地区でからくも生き延びた動物は、捕獲され殺されています。
    綾部市は、ペットの同伴避難を認めますか。家畜をどう扱われますか。

    週50mSVを強要する防災計画は犯罪です。そして安全な避難、希望のある避難先が確保されないようなら避難計画は棄民です。避難防災計画がこのようなも のであるなら、計画の限界を市民につたえ、綾部市は原発の再稼働に反対し、稼働中の大飯原発停止をもとめて先頭に立ってください。

    3.関西電力に安全協定の締結を求めて下さい。
      関西電力は、大飯原発の再稼働が電力不足のためではなく自社の経営のためであることを認めています。他の電力事業者と比べても突出して原発に依存して きたことを反省せず、3.11以降もかたくなに原発依存の姿勢を変えていません。一貫してガスコンバインサイクルなどの効率的で安価な発電への切り替えを 怠り、高い燃料を購入してその付けを消費者に押し付けようと、電気代の値上げを迫っています。
    安全よりも経営を優先する関電に対し、安全協定を独占的に結んでいる立地自治体は、関電のこのような姿勢を容認し、安全を犠牲にしています。私たちは、安 全の側に立って、稼働や再稼働を判断する権限を、隣接被害自治体が確保しなければ安全を保てないと考えます。今こそ関電に対し、立ち入り調査権や、稼働に 対する同意権を含む安全協定を結ぶよう求めて下さい。

    ご多用とは存じますが、以上につき2月15日までにご回答くださるようお願い致します。

どーなん?避難計画30km!!




































 

 

どーなん?避難計画30km!!・・・わかりやすく講演会


2012年2月16日
午前の部:10:00~12:00
午後の部:14:00~16:00

(午前の部、午後の部とも同じ内容です。より多くの人に聞いて頂きたい思いで2部に分けました)
場 所:熊野新宮会館 京都府綾部市並松町上溝口14(綾部市市民センター前です)   
料 金:カンパ制

内容
どーなん?避難計画30km    講師:アイリーン・美緒子・スミス
大丈夫?原発!大飯の現状報告    講師:島田清子
みんなの声を届けよう!座談会    進行:宇宙と農とわたし・丹波の会

アイリーン・美緒子・スミス
水俣、福島の現状を追う環境ジャーナリストで活動家。
現実に起こっていることを伝え、平和の声を世界に届けています

島田清子
美浜の会事務局長として、現在、大飯原発の是非を問う訴訟を「おおい原発止めよう裁判の会」で起こしています。

宇宙と農とわたし・丹波の会
持続可能な社会の実現を目指し、立ち上がった会です。
特に昔からいわれる丹波の地区でつながり、情報発信をしています。
今回のテーマは広域で考えるべき問題とし、事務局のある綾部から発信していますが、
どなたでも参加してもらえます。
避難計画が杜撰、又は、30km圏外だから計画自体作成されていない地域の方も参加し、
共に考えていきましょう


■どんなに高い放射性物質の線量でも30km圏外の人は補償されていないってほんと?

 ほんとだよ。汚染されたところは資産価値もなくなるよ。でも補償はないよ。
 避難計画は長期間に分けて行われるべきだよね。普通の災害ではないからね。半減期何万年っていう放射性物質から逃げるための避難なんだよ。
 放射性物質の飛散した量で避難計画を立てるべきで、30kmと言うラインは何からの避難なのか?根拠がわからない。
 もしかして、福島第一原発事故の避難を肯定するために作ってるのかな?
 アメリカは福一事故の後、すぐにアメリカ国籍の方を80km以遠に避難させたよ。
 そのアメリカは、原発建設中に、活断層1本見つけただけで、原発建設中止になったよ。
 大飯の場合は、活断層と言う疑いがあるのにもかかわらず、判断を先延ばしにして、原発を動かし続けている。
 何が、グローバルスタンダードなのか、よく考える時なんだよ。
 何せ、原発1基には約5000本の配管がされていて、つなぎ合わせるとその距離100kmくらいになるんだよ
 どんな地震でも配管が大丈夫!っていえるかな?

 今回の講演会では、30kmという一人歩きした根拠のない避難区域のことを、
 福島第一原発事故と照らし合わせて説明をすると共に
 大飯原発の現状を報告します。
 みなさん、お集まりください。
 綾部以外の方の参加も待っています!
 例えば、私の住むところは60kmなんですが・・・・って方!
 30キロ圏内だから、補償がもらえると思っている方。
 30数キロに住んでる方
 などなど
 知らないと、要求しないと、悲しむのは私たちです。
 

尚、講演会の座談会やweb上で集めた意見は行政の方へ届けていきます!
皆さんの疑問をお聞かせください
suiden@viola.ocn.ne.jp (水田)
 




2013年1月21日月曜日

30キロライン





今、政府の指示で、もし原発が重大事故を起こしたときの避難計画が進められていますが
その計画が30キロという限定でなされています。
これは、福島の事故の時に暫定的に決められたような基準
この基準と放射性物質の飛散の関係は、素人の判断でもまったく意味のないものと考えられます。
とりあえずですすめられる避難計画!
それに納得させられる市民、国民もどうかと思います。

福井の原発群の影響を懸念する市民が集り
それぞれの住んでいる自治体で大きな声を届けていきたい
その先にある、国や電力会社に原子力発電をもう諦めてもらいたい
そんなアクションを起こせないかな?と考えています。

とりあえず、大飯や高浜原発30キロラインをまたぐ綾部から声をあげていきたいと思いますので
皆様の力を貸してください。
その後、50キロ、100キロラインの市町村へ広まっていければと思います。

ミーティングを行います。
日時:1月24日・木曜日 19:30~
場所:一期一会・綾部市本町一丁目
是非参加してください。
よろしくお願いします。